前回の続き(おそらく完結編):
全く動かなくなったマッドチューンのバッテリーを交換しました。
何より、この豆粒のようなバッテリーの半田を外して、付け直す作業の難しさ、不器用さを身を持って経験、再認識。単純な作業なのに・・・途中で叫びたくなる様な作業でした。
最悪だったのは、作業開始早々にバッテリーに接続されていた恐ろしく細いリード線が、プラス側、マイナス側共にバッテリーを引き出した瞬間にシャーシ側で根元からポロリと切れてしまった事です。
狭くて小さいシャーシの回路基盤の何処に付いていたのか判然としない事態が発生し、虫眼鏡(!)で老眼を皿のようにして確認してもスッキリ判別出来ず、最後は勘で勝負!
結果オーライですが、ドキドキ感が凄かったです。
さて、新しいバッテリーを装着した後は、直ぐに送信機にあるバッテリーチャージ用のケーブルをシャーシに接続し、送信機のスイッチをCH側に入れて充電開始です。
待つ事数分、今回は無事に充電が終了しました。やったー!
早速、シャーシから充電ケーブルを取り外し送信機のスイッチをON側に切替、シャーシ側のスイッチもON。
操作レバーを動かすと・・・・
動きました!!!前進、後進、右、左、速度調整も自由自在です。
マッドチューン、生まれた時代が信じられません。本当に凄いです!
記憶にある動きと比べて、少しぎこちなく感じる面もありますが、これはバッテリーの馴らしで改善される範疇かと思います。
やはり動作しなかったのはバッテリーが原因で、他は大丈夫な様です。
以上で、今回のマッドチューンの修理はバッテリー交換(注意参照)で無事成功です。
最後に、今回使用したバッテリーとは別の個体を使って容量の確認を行いました。
充放電専用機に接続し、充電/放電を何度か繰り返して馴らしが進むと、最初は60mAh位だったのが166mAh位まで伸びてきました。
マッドチューンは元々が50mAhのバッテリーですから、それと比較して十分以上です。また、実際の送信機とシャーシ間での充電では、充電時間が短い事から、その容量を使い切る事は無いと推測します。
注意:
『今回の修理で交換したバッテリーは純正品の仕様であるNi-Cd(ニッケル・カドミウム充電池)とは違うNi-MH(ニッケル・水素充電池)の為に充電特性が違います。本来は安全性の観点からNi-MH用充電器で充電する必要があります。
しかし、マッドチューンは送信機とシャーシ間で充電する仕組みの為に、充電方法(Ni-Cd用)を変更する事ができません。この為に、今回は自己責任でNi-MHバッテリーに交換していますので、この点、呉々も誤解の無い様にご注意願います。試される場合はあくまで自己責任でお願いします。』
さて、今日もそろそろbourbon-time・・・ではまた。
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