ヘッドライトに水滴が! 緊急対策メモ

 

車を降りてふと見ると、左のヘッドライトが激しく曇っています。ヒェッ!!

F-20
ひぇー!

いつもは洗車や雨中走行の後は必ず確認しているのですが、今回は気づくのが遅くなりました。

おそらく先日の超!大雨の中を2時間程走行した時からだと思われます。
もし、そうだととすると既に4日も経過しており、カビやシミが残らないか心配です。
あいにく天気が悪いので、対処は翌日天気が良ければ行うことにして、何をどうするか検討開始。

翌日になっても同様で状態は変わりません。全く乾燥する気配がありません。
ヘッドライトユニットにはこの為の穴があるような話も・・・限度を超えているのかな?

先ずは、乾燥させる為にヘッドライトユニットの上部と後部に2箇所あるヘッドライトバルブ交換用のキャップを外します。
これにより空気の通り道を作り、自然乾燥を促進させる作戦です。

HL-1
上部ボンネット側
HL-2
フロントホイールハウス前方裏側

乾燥には数時間はかかると見込んでいるので、この間のゴミの侵入を防ぐ為に開口部にはネットを両面テープで貼りました。

HL-5
ネットに両面テープ

HL-3HL-4

当日は曇り気味の天候でしたが、待つこと4時間程で綺麗に内部から水滴が消えました。
また、確認できる範囲でのシミ、カビ、汚れもなくホッと一安心した次第です。よかったー!

HL-6
スッキリ!

さて、そもそもの原因は? 何か手を打っておかないとこの先が不安です。

今回は、以下の理由(こじつけか? 笑)により、キャップ裏側のパッキンの経年劣化を疑い、この補強を今回の根本対策として様子を見ることにしました。

<対策>
キャップ裏側のパッキンを液状ガスケット(TB1105)で補強しました。
この液状ガスケットは取り外し可能となっているので、キャップへの使用に適しているかと思い選択しました。
初めての使用で、名前から本来の用途とは違うのかも知れませんが、試し塗りでは期待通りの状態になる事を確認しました。

HL-7
液状ガスケット TB1105
HL-8
タップリ塗布

<理由>
いつもの洗車場での高圧洗浄器による洗車では症状が出ていなかったことから、今回の超大雨の中の走行との違いを考察すると普段は滅多に水が直接当たらない所、例えばヘッドライトユニットの後部(フロントホイールハウスの前方裏側にある)にも多量の水飛沫がかかったと想定。
そのような目でヘッドライトユニットの後部を見ると、ヘッドライトバルブ交換用の穴のキャップと電源コネクターがある。
電源コネクターの対策は次回とする(本当は案が浮かばない)。
キャップのパッキンは現状で良否の判別できませんが、経年劣化している可能性を考え、このキャップの密閉度を上げることを今回の対策として様子を見ることにしました。
尚、ネットで調べるとヘッドライトユニットのレンズと本体の合わせ部分のパッキンの経年劣化による漏れも考えられるようですが、これだと普段の洗車でも何がしか兆候があるのではないかと思っています。また、このチェックのためにヘッドライトユニットを取り外すには、バンパー一式も取り外す一大作業となるようです。

HL-9
きっちり装着
HL-10
きっちり装着

対策は以上ですが、おそらく今後も超!大雨の中を走行しないと効果は確認できないのではないかと思います。
しかし、もう曇って欲しくないので、積極的確認はしません。(スミマセン)

キレの悪い締めで恐縮ですが、やむなく大雨の中を走行した際には、結果をアップデートします。
それまで暫しお待ちを。

さて、今日もそろそろbourbon-time・・・ではまた。

《2018年8月16日 追記:》 いいかも! 昨日、雨の東北自動車道を走ってきましたが無事でした。

《2018年11月15日 追記:》 残念ながら再発しました。

再度、対策を試みたので結果が良ければその内容を報告します。(祈)

《2018年12月23日 追記:》 残念!再発しています。

今日は天気が悪いので、後日晴れた日に乾燥と調査をする予定。本当は車体から取り外してじっくりとヘッドライト本体を確認したいのですが、自分で取り外す道具も場所も知識も、何より根性も無いので(笑)・・・さてさて。

《2019年7月19日 追記:》 次の対策で只今様子見中!

これまでの間、ヘッドライトの合わせ目や後ろ側などにテーピングを施し、できる限りの範囲で水が付着しないようにしてみたのですが、これも効果はありませんでした。

そして先日、電子部品や、プリント基板の電気絶縁、防湿、防水、防塵、防振を目的としたコーティングに使用するシリコーンスプレーなら、手の届き難い所や見え難い所にもコーティング剤を吹き付けられるのではないか?それにより水分が入り込む隙間を塞ぐことが出来るのではないか?と考えました。

今回使用したのはファインケミカルジャパン(株)FC-112「RTVシリコーンスプレー」という製品です。

早速、ヘッドライトレンズの合わせ目や後部全体に手の届く範囲でタップリと吹き付けコーティングを施してみました。

以来、3週間を過ぎますが、この間雨天が続き駐車場で雨ざらしの状態が続いたのにも関わらずライトの曇りは出ていませんので、一定の効果はあるようです。
但し、まだ強い雨の中での走行確認は試せていないので、確認でき次第アップデートします。
解決していますように。(祈)

《2019年8月20日 追記:》 無事です!

大雨の中を走る事はできていないのですが、最近の大雨続きの天候下での雨ざらし駐車、多少の雨中走行でも曇りは出ていません。いい感じかな?(笑)

もう少し様子を見て、また報告します。

《2019年9月20日 追記:》 まだ無事です!

先日の超強風の台風下での雨ざらしにも耐え、その後の短時間ではありますが雨中走行にも耐え、レンズの曇りは一切出ていません!!

これまでになく長持ちしています。本当にいい感じですねー
引き続き様子を見て、また報告します。

《2019年10月19日 追記:》 無事です!終結かも?

先日の超大型台風19号の風雨にも耐え、雨中走行にも耐え、洗車場での洗浄水の噴霧にも耐え、レンズの曇りは一切出ていません!!

ここまで耐えたのなら、応急対策としては十分な効果があると言えますね。
これでヘッドライト内部への浸水による曇り止めの応急対策は一旦終結とします。
よかった良かった(笑)

《2020年2月16日 追記:》 今でも無事です!終結宣言です!

昨年7月19日の対策以降、レンズの曇りは一切出ていません!!

《2021年2月1日 追記:》 今でも無事です!本当に終結宣言です!(笑)

2019年7月のシリコンスプレー吹き付けによる対策以降一年半を経過しましたが、未だにレンズの曇りは一切出ていません!! 強い噴射の洗車機にかけても全く曇りは発生していません。

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「ヘッドライトに水滴が! 緊急対策メモ」への4件のフィードバック

  1. BMWヘッドライトの結露対策の記事を読ませていただきました。
    私のF10も同様の症状で、整備工場でコーキングを施したのですが改善しないため、本記事紹介されている「シリコンスプレー」を吹き付ける方法を試そうと思っています。
    質問なのですが、記事内に「ヘッドライトレンズの合わせ目や後部全体に手の届く範囲でタップリと吹き付けコーティングを施した。」とありますが、「後部全体」について、フロントホイールハウス前方のカバーを開けて、ライトバルブ交換用の黒色キャップの上から吹き付けたということでよろしいでしょうか?
    整備士さんもお手上げのようなので、DIYでやろうと思っています。
    アドバイスいただけると有難いです。

    1. 当方のは今でも症状は再発していません。
      さて、ご質問については、
      「ヘッドライトの前面表側にはスプレーがかからないようにマスキングをして、ヘッドライトレンズと後方カバーの合わせ目も含めてヘッドライト後方部分を外側から全体(ボンネット開けてヘッドライトの上からも、ホイールハウス前方のカバー側からも、ともかく手の届く範囲全て)にスプレーしました。」
      本当は内部と外側をつなぐ小さな空気穴などもあるのかも知れませんが、自己責任としてともかく後方全体に思い切ってスプレーしました。
      何処かに見えにくい小さな隙間があるのだと想定し、そこに薄くても良いので皮膜ができれば良いのではと考えました。
      尚、くれぐれもヘッドライト内部にスプレー液が侵入していないか途中で確認、注意しながら作業されるのが良いかと。
      ken

  2. お忙しい中、ご返信ありがとうございました。
    こちらは、ブログ内で紹介されていたシリコンスプレーを購入したところです。
    助言を参考に、注意を払いながら今週末にトライしたいと思います。

  3. 凄いやり方ですね。私もF10(2013年)でシリコーンスプレー試したいと思っているのですが、Tさんのその後、スプレーのやり方、注意点など教えていただければ幸いです。

    よろしくお願いいたします。

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