遥か昔、中学からのオーディオ熱が高じ、高校生の時代にステレオのスピーカーを自作したのは楽しい経験でした。
コーラル社の8CX-501という20cmウーファー+ホーン型ツィーターの2way-coaxial型(同軸型)のスピーカーユニットで、専門誌の推奨記事を参考にスピーカーボックスを父の協力を得て自作し、スピーカーシステムを組みました。
この時同時に秋葉原/三栄無線のトランジスタ・プリメインアンプのキットを購入し組み立てています(型番は失念)。入力ソースはTEACのカセットデッキ A-350 。何れも時給¥100のバイトが資金源です。TECHNICS ST-3000 FMチューナーは両親からのプレゼント(感謝!)。
とても開放的な音で能率も良く、片チャネル9Wのアンプでも十分過ぎる音量で、解散間際のビートルズをメインにあらゆるジャンルの音楽を貪るように聞いたのがつい最近の事のように耳に残っています。
久し振りに田舎で会った8CX-501は写真の通りで、哀しくも納屋に押し込められて家財道具の下敷きになっていました(涙)。アンプは捨てられて既に無く、ST-3000、A-350もその昔友人に譲り渡して今は無く、当時の音を再現する事はもう叶いません。
それでも、四十数年前の音を、このスピーカーの音だけでも鳴らしてみたい、みようかな・・・と、と、重い!!
訂正: 記憶違いで、8CX-50ではなく、後期型の8CX-501の様です。
さて、今日もそろそろbourbon-time ・・・ではまた。
最近、CORAL 8CX-501を入手した者です。
指定箱よりも小さい他のエンクロージャで鳴らしてみましたが、低音が出にくく感じられますが、如何ですか?
ロールエッジを触ってみると、カチカチで硬化していると思われますが、オリジナルの新品ロールエッジを触ったことも音を聞いたこともありません。
組み込み当時と現在の音で低音の出方は異なっていますか?
また、ロールエッジを指で触るとカチカチになっていませんか?
よければ、教えてください。
なお、実家から譲り受けたDIATONE DS-501のエッジ硬化が酷かったので、他の動画を参考にブレーキフルードで硬化したダンプ剤を除去したところ12インチらしい豊かな低音復活となりました。
当サイトを訪問頂きありがとうございます。
実は未だに田舎の実家の納屋に置かれたままで、音の確認はできないままでいます。
2−3年前にコーンを指で触った際には白いコーンにチョーク状の粉が若干吹いていたような記憶があります。
ただ、ご質問のロールエッジの硬化については未確認ですが、コーンを押した時の感触に違和感は感じませんでした。
また、現役で活躍していた当時の低音の再現性については特に不満(不足)を感じることはありませんでした。
凡そ50年前の記憶では(笑)小出力のアンプでも明るく朗らかに軽めの低音を弾ませていたように思います。
小さいエンクロージャをお使いとの事ですが、2年ほど前に箱のサイズを測っているので参考までに以下に記します。
実質的なスピーカボックスとしての外寸は:700(H)x440(W)x300(D) 板厚18mmでした。
また、バスレフ口は下から中心115mmの位置に 90(H)x200(W)x95(D)のポートとなっていました。
実質的な、と記したのは実機はサランネット取り付け分として前面バッフルを20ミリ凹ませており、実際の外寸の奥行きは320ミリとしております。
また、側板を下に100ミリ程伸ばして足とした、変則的な形状にしています。
いつか音を確認できたら記事に追記します。
ken
コメントありがとうございます。
箱は37(w)×26(d)×67(h)で、バスレフポートは 8(φ)× 3.5(d)のVICTOR製JS-350を流用しました。
お知らせいただいた箱よりも小さいため、中域での楽器音が干渉しあって潰れる印象があったので、手製和紙紙風船をリゾネーターとして入れたところ、中音域がスッキリするとともにベース音の音程感が明瞭となり一定の改善をしました。
しかし、他の12インチウーハーと10インチウーハーの3wayエンクロージャとはかけ離れた薄い低音です。
実家に変えられた際のエッジや低音再生などの確認を楽しみにお待ちしています。